普段着でよかろうもん
僕には山を歩くための服を準備するという発想は全く無かった。
「普段着でよかろうもん」
まさに言葉にしたらこれだった。
僕が低山歩きを始めたのが2014年12月。
つまり冬。
冬→寒い→暖かい服(外は寒いから)
普通の思考回路、正しい感覚だと思っていた。
下着はユニクロのヒートテックで寒さから身を守り、普通に厚めの服を着て、ネックウォーマーやマフラーで首からの入る冷たい風を防ぎ。
たまたま当時(2015年1月)、二日市駅から天拝山、それから基山まで縦走して基山駅まで歩いた時の自撮りの写真を見るとかなり厚着している。
別に違和感はなかったが、とにかく汗をかいていたことだけは記憶している。
夏までは自分の低山歩きの服装について深く考えたことはなかった。
つまり汗も暑さも我慢して歩けば低山ならば普段着で歩けたということである。
しかし、夏の暑さで服装について考えた。「このままじゃダメだ」と。
綿の服を着ない
「綿の服は山歩きに向かない」
そんな情報を得た。本で読んだのか、モンベルの店員さんに聞いたのか定かではない。
モンベルの店員さんに「汗かきなんだけど、真夏に最適な服を紹介してくださいよ」と相談して最初の山用のTシャツを買ったことを憶えている。
やがて好日山荘で夏用の高級下着も買ったんだと思う。
次の冬にはモンベルでジオラインラウンドネックシャツ(中厚手)を買っている。
ポリエステルでつくられたのを着ているようだ。
要は、乾きやすい化繊素材のものを選ぶというのが僕にとっては大切だった。
汗が冷えると、とにかく夏も冬も春も秋も気分が悪いのだ!
汗をかいてもすぐ乾く服がいいという感覚だった。
綿はとにかく乾きにくい。汗を着て歩いているような気分になる。
アドバイスはこれ1つ
綿生地の服を着ない!
僕からのアドバイスはこれだな。
ま、山歩きを始める多くの人たちが、おそらく登山靴、ザック、雨合羽、そしてそれなりの登山用の服を買って歩くのだろうが、僕は普段着からスタートしたから、登山用の服が少し(かなり)高くても、今は「これがいい!」と思っているが。
ユニクロやワークマンに行けば今は安く下着から中間着、上着まで買える。
レイヤリング(重ね着)って何?
肌着・下着(ベースレイヤー)
中間着(ミドルレイヤー)
アウターレイヤー
急に専門用語みたいな登山用語を使ってしまったが、下・中・上の3枚を持って、着たり脱いだりしながら歩くのが山歩きの基本なんだそうだ。
確かに僕もそうしている。
低山でも基本は同じことなんだと思う。
冬は万が一の防寒のために着なくても薄いダウンをザックには入れている。雨合羽(レインウエアー)も入れている。
こんなものは少しずつ、徐々にそろえていけばいいと思う。
「登山 服装」で検索すれば、いろんな情報が得られる。
ま、僕からのアドバイスは綿生地の服を着て山へは行かないということかな。
今日は以上です。