登山の準備
どこの山を歩くのか、どのくらいの距離、時間を歩くのか?
それによって準備は違ってくる場合がある。
ザックの大きさ(40L、30L、25L)をどれにするかもふくめて持参するものによって違ってくる。
季節も関係する。
真夏と真冬では低山歩きの場合かなり違ってくる。
当日の朝すると失敗、忘れ物が生じる可能性が高い。
「早く現地にいきたい」とか「少しでも早くスタートしたい」という心理がはたらくからである。
救急道具関係、懐中電灯など万が一の場合関係、それと充電機や眼鏡の予備関係などは常備していても、
その日の、その山での目的によって持っていくものは違ってくる。
山飯を食べやコーヒーを飲むが目的だったら
僕の場合、山飯を山で作って食べることは考えたことがないし道具も持たない。
コーヒーにはまってからはそれなりの準備したらそれだけでも荷物は増える。
25リットルザックでは小さすぎると感じるようになる。
細かいことを書いてるのは重々承知の上だが
箸を忘れた、コーヒーカップを忘れた、お手拭きを忘れたなど多いのではないか?
やはり前日に準備するというのはこういう細かなものを忘れないためにも重要である。
写真を撮るのが目的だったら
ま、今時はスマホやiPhoneで撮るのが主流だから、カメラ持参なんて人は少ないのかもしれない。
僕はスマホの薄っぺらな道具で写真を撮るのが実に億劫でストレスになるからデジカメ愛用者だ。
しかし、最早ヨドバシカメラにいってもデジタルカメラはわずかしか展示していない。
キャノン以外のカメラ会社はデジカメから撤退しているそうなんだ。
話がずれだしてる。
写真が撮るのが目的だったら、自撮り棒だとか、三脚だとか、接眼レンズだとか、マクロレンズだとか
いろいろそれなりの準備があるんだと思う。
これもやはり前日前夜にしておくべき準備であろう。
縦走が目的の場合
食材や行動食はもちろん多めに準備するが、これは当日朝コンビニで準備している。(僕の場合)
前日夜遅くまであいてるスーパーで飲料水は行動食(おやつ)を買う場合も多い。(安いから)
縦走の場合、荷物を軽くしたのだが、水分をたくさん必要とする僕は飲み物の量で悩む。
三郡縦走というのが福岡にはある。
笹栗駅と太宰府駅を結ぶ10座を縦走する福岡名物である。
約20キロを歩くことになる。
僕の体力では12キロくらいで体が悲鳴をあげることがわかっているので、こんな無謀な縦走はしない。
しかし、米ノ山展望台までタクシーで行って、竈門神社まで歩いてそこからまたタクシーで太宰府駅までいった経験はある。
3月だった。(朝5時半にスタートして17時半に帰宅している)
映画「わたしに出会うまでの1600キロ」のような怪物のような荷物を背負っての縦走は避けたい。
服装、着替え、万が一の用具(薬など)、食料、水など
普通の低山歩きよりはるかにこまかな計画と準備が必要になってくる。
縦走は複数で歩くほうが万が一用具など分担したりできるからいいかもしれない。
しかし複数人で歩く場合はそれなりのリスクも増えることも考慮しなくちゃいけない。
やはり、縦走の計画、準備はある意味「いのちがけ」的なスリルに満ちている。