本を出すということ
本を出すということは、自分をさらけだすということだ。
文章にして、誰かに読んでもらうということはそんなに簡単なことじゃないと思う。
三男(30才)が本を出すかもしれないと聞いたのは正月前後だったと思うが、こんなに早く出すとは思わなかった。
タイトルが長すぎるし、どれがタイトルなのかわからない。
『「投稿して疲れる」が驚くほどなうなるInstagramの本』
これがタイトルだと父親である僕は理解した。
で、父親である僕はどうしたか
三男からラインメールで連絡がきた。
3月31日発売。明日じゃないか!
仕事から21時に帰宅して、夕食をすませ風呂からあがったら23時になろうとしていた。
親戚友人知人でラインメールがわかる範囲で、三男が本を出すそうだという連絡と宣伝を兼ねたメールを送信した。
迷惑な時間だと思ったが、電子書籍をAmazonkindleから購入すると今時の若者ならば、すぐポチっとして買えるんだろうが、中高年にはそれができない。
ラインで返信がきたのは「明日早速本屋にいきまーす」「kindleって何ですか?」「買い方を教えてください」などだった。
本は本屋さんで買うものとして育った昭和30年生まれにとって、電子書籍を読むという壁は想像以上に高いと感じた。
僕は僕にできることをやってみた。
YAMAPのモーメントというところに宣伝を兼ねてのせてみたんだ。
バカ親になってみようと思った。
読んでみて思ったこと
電子書籍の存在は知っていたが、読むのは初めてだった。
思った以上に読みやすかった。
息子の文章だから、集中して緊張して読んだのかもしれないが、スーッと入ってきた。
力みのない読みやすい文章だった。
「学校に行っていない」あるいは「学歴にコンプレックスがある」という人たちが読んだら、「え!字の読み書きができなくて、掛け算九九もできなくても、こんな文章が書けるんだ」と・・・はすぐには思えんだろうな。
三男の学力面を育てたのは、アルバイトしていた時のラーメン店の店長と長男なんじゃないかと僕は思っている。
ま、三男は学歴ゼロを堂々と書いているので、それを読んでもらうのが一番だ。
元小学校教員の父親としては、もう少し言いたいことがあるが、それはもう少し時間がたってからにしようと思う。
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