好きなこといろいろ

そもそもの始まりは?

はじまりのはじまり

珈琲豆を挽いて淹れる。この活動のスタートは2021年の1月だった。妻君の「あなたも何か一つ家事をはじめてみない?」という提案からスタートした。家事だから茶碗洗いと登山で汚した衣類の洗濯だと予想したら「珈琲を淹れる」だった。珈琲とかジョージアとBOSSの二択だった僕に、新たな珈琲の世界が開けた感じだった。丸々二年間、朝起きて珈琲豆を挽いて淹れるという行為は苦も無く続いている。

現状のはじまり

さて、ところで。今の「焚き火」「メスティーソ」「キャンプ」「味噌作り」「白菜漬け」「柚子大根」マイブームはいつから始まったのかが曖昧である。曖昧な今を過ぎれば忘却してしまうことになるのは間違いがない。記憶が曖昧であっても、間違っていても「今」記憶していることを書いておく。

焚き火とキャンプは「ヒロシのぼっちキャンプ」と「ゆるキャン△」を見ての影響だと、とりあえず決めつけてしまおう。30代でテント泊は金輪際しないと決めて生きてきてたから、キャンプには心は向かなかったが、焚き火と焚き火飯に魅力を感じていた。親友OSSANからメスティーソをもらったことが次の大きなきっかけになった。もらうときは有難さは全くなかった。理由は「メスティーソ」という言葉もその薄っぺらな鍋で何をするのかも知らなかったからだ。これが2023年10月のことである。わずか3か月前のことをもう忘れ始めているのだ。

ご飯と味噌

庭で焚き火をした。焚き火するだけでは何となく物足りなくお湯を沸かして珈琲を淹れた。珈琲淹れるだけでは物足りなくてメスティーソでご飯を炊いたら、このご飯がめちゃくちゃ美味しかったのだ。しかし、その美味しさは自分で炊いたからだと思っていたが妻君も美味しいと言うのである。たまたま新米の時期だから美味しいのだろうと思っていたが、やはり何度炊いても美味しいのだ。そこに妻君が味噌を持ってきた。ご飯と味噌。昔、大河ドラマで「太閤記」を見ていたとき、貧しい野武士(たぶん緒形拳演ずる秀吉だったと思う)がおにぎりに味噌をつけて食べる様子を見ながら、昔の人は貧しい食事をしていたと思っていたのが、一瞬にして「ご飯と味噌」の組み合わせは最高の贅沢だとその時感じたわけである。

土を喰らう

そこから味噌づくりがはじまった。すぐ香住ケ丘にある田島味噌屋に米麹と麦麹を買いに行った。では、白菜漬けや柚子大根は?12月、沢田研二主演の映画「土を喰らう十二ヵ月」を見たことだったと思う。料理研究家の土井義晴が料理を担当して、実に見事な料理を魅せられたことが「漬物」という保存食にひかれていったきっかけだったと思う。

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コックン

2014年12月(当時59歳)に近場の低山歩きを始めた。 これから山歩き(登山)をはじめようと思っている方や福岡県内の里山や無名山に興味関心がある方々向けて情報発信したいと考えている。 福岡県の低山・里山・無名山以外にも駅舎や神社、コミュニティーバスなども好きである。

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