山歩きの始め方

僕の低山、夏の対策①熱中症対策

低山歩きの夏は冬よりはるかに厄介だ

低山歩きは冬に比べて夏のほうがはるかに厄介だ。

警戒すべきものが冬に比べてはるかに多くなるからだ。

僕の体験から警戒すべきものを書いていってみるが、まず、最大の厄介かつ危険なものとして熱中症についてまとめておく。

熱中症対策にはかなり気を使う

「熱中症」という言葉は知っていても、「熱中症」を体験した人は少ない。

また熱中症になってみなければ、熱中症の怖さは実感できない。

  • 体調管理(特に睡眠の確保)
  • 水分補給と休憩(体を疲れさせない)
  • 適した服装(その日の気候に合った服装かどうか)
  • 塩分補給
  • いざという場合の体を冷やすものの準備

ま、ざっと思いつくままに並べて書いてみたが、僕の二度の熱中症体験から自分なりに対策として考えていることはこれだけだ。

体調管理を自分で行う方法

水分をとれ、塩分をとれ(塩飴をなめろ)云々以前に、体調がわるいなかで山歩きすることが、「やばい」と感じるようになったのも熱中症体験から学んだことだ。

僕の体調管理方法は簡単だ。

登山口駐車場もしくは登山口からしばらく歩いたところで「体調はどうですか?」と自分に問いかけるのだ。

「大丈夫!(A)」「まあまあかな(B)」「体調がよくない(C)」

三段階で自己診断するのである。

(A)(B)の場合はとりあえず計画を実行してみる。(C)の場合は潔く断念するか撤退をする。

この(C)が一番難しい。

せっかく登山口まで来てるのに

自宅で不調を感じて山歩きを中止にするのがベストなんだが、計画をしていた場合、早起きをして登山口駐車場までいく場合が多い。

登山口まで来ていて山歩きを断念するのはなんとなく悔しい。

「ひさしぶりの休日なんだから」「ここまでの計画と準備」「登山口までの高速料金とガソリン代」これらを考えると、少々体調はわるくても気合いで歩いちゃえ!となりがちなのである。

ここに大きな落とし穴が待っている。

「落とし穴」は1つとは限らない。

しかし、僕が想像する最大の落とし穴が熱中症なのである。

熱中症になってからは遅い

熱中症になってから、塩飴なめても、水分補給しても、ポカリスエットをガブガブ飲んでも遅いと思ったほうがいい。(少しは改善に効果があるとしても)

水分塩分の補給は歩く前からはじまり、歩きながらも定期的に補給していくのが夏の熱中症対策である。

だが、人間というものは、そう計画通りに動くものでもない。

勢いがでてきたら、調子にのってついつい水分塩分補給など忘れて突き進むものである。

ま、その時は、貴重な熱中症にかかって苦しんでみるのも、山歩きの体験のひとつかもしれない。

木陰日陰を歩いていたら熱中症にはならない?

木陰や日陰の山道だから今日は大丈夫だと思っていたら大間違いである。

木陰や日陰を歩いていても熱中症になるときはなる。

原因は気候(暑さや湿度の高さ)や体調だけにあるのではない。

着ている服装に熱中症の原因がある場合がある。

これも体験から学んだことである。

熱中症対策をしてきているつもりが、フラフラになってきて、二度目の体験から熱中症だという自己診断は早かった。

しかし原因がわからなかった。

着ていた服が新しく買った服だったんだが、まさかその服が原因とはわからずに、具合がわるくなり、裸になり体を冷やし服を着替えてわかったのだ。

原因は服装だと。

要は熱中症はどこから発症するかわからないということを頭の片隅においといたほうがいい。

熱中症になった場合の対処法

あくまで正しいかどうかはわからないが、僕が体験から今の段階で準備していることである。

  • 熱さましシート
  • シャツクール
  • うちわ(扇子)
  • 着替え

日陰や木陰がある場合はラッキーだが、山道で延々と木陰日陰がない場合が実に危険にさらされる。(最初の熱中症体験がこれだった)

とにかく体を冷やすことを考えて処置する。

水を飲むかスポーツドリンクを飲むかで改善したら、それにこしたことはないのだが。

ま、初期症状の熱中症でもかなりのダメージはある。

わかりやすいのは「歩けなく」なるのだ。足があがらなくなる。

実にわかりやすいのだが、熱中症体験のない者には何が起きているかが理解できない。

水を頭からかぶるとか上半身にかけるだけの水があればいいのだが、飲料水を失うのもそのあとのことを思うとリスクがある。

熱さましシートを両脇下にはり、首筋にはり、太ももあたりにはりまくる。

シャツクールを服の上から吹きかけるのも効果がある。

そして体に風を送ることだ。(この「風」はカギをにぎる)

そためには扇子かうちわをザックに僕は入れている。

なりふりかまわずに熱中症対策をする

熱中症は「死ぬ」と実感する体験だった。

だから、なりふりかまわず生きようともがく。

もがいてももがいても、冷やす道具がなければ、意識朦朧から意識をなくして死ぬしかないだろう。

死んだらまわりに迷惑がかかるし、それは避けたい。

そのためなら、ザックの荷物が少々多めになろうと、熱中症対策用のものは入れて歩くのだ。

夏の低山歩きは冬より厄介だというのは以上のような理由からだ。

実は熱中症対策だけでなく防虫対策もある。

防虫対策についてはまた次の記事に回すことにする。

 

 

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コックン

コックン

2014年12月(当時59歳)に近場の低山歩きを始めた。 これから山歩き(登山)をはじめようと思っている方や福岡県内の里山や無名山に興味関心がある方々向けて情報発信したいと考えている。 福岡県の低山・里山・無名山以外にも駅舎や神社、コミュニティーバスなども好きである。

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