靴紐の結び方
登山靴(トレッキングシューズ)を紹介していながら、登山靴についての大切なことを言い忘れていた。
靴紐の結び方である。
ここで結び方はこれがいいと説明はできない、というか、僕自身まだ完全に靴紐結びができているとは思えない。
YouTubeで何人もの人たちが、結び方を細かく教えてくれているから、それらのなかから自分に合うものを学んだほうがいいと思う。
僕は、バックカントリー穂高の太田さんの動画を参考にしてスタートした。
https://www.youtube.com/watch?v=oafawPaWdZI
靴紐の結び方によって何が違うか
足サイズよりも0.5から1.0くらい大きめの登山靴を店員からはすすめられる。
靴を履いてみて、歩いてみて、自分で感じるしかない。
違和感があれば絶対に買わないことだ。特に小さ目だと感じた場合、その靴は僕なら捨てる。
足の全部をすっぽりつつんでくれる、少し大きいと思うくらいがいいと思う。
さて、ここからが靴紐の実力の見せどころがくる。
初心者にはわからない体験をするのは、この靴紐の結び方によって全然履き心地が違うということである。
「うそ!」と思うくらい足にぴったりフィットして、歩くのが楽しくなる、あるいは歩きたくてしかたがなくなる瞬間である。
靴紐の気づき
上のような靴紐の気づきは、先月、佐世保の隠居岳を歩いた低山歩き超初心者の友人夫婦が登山靴を買うのに付き合って発見したことだ。
お節介はしない、口出しはしないと思いつつも、友人の靴選びの時には手出し口出ししてしまった。
友人はティトンブーツワイドを買い、奥さんはワオナブーツを選んだ。
友人のほうは靴紐の結び方(締め方緩め方)によって履き心地が違うことを実感していた。
奥さんのほうにはお店のベテランの方がついていたので、彼に任せてほとんど口出ししなかった。
山頂と靴紐
低山歩きのほとんどが山頂をめざす。(最近は山頂は関係なく、お花や山飯が目的の人も多いそうだ)
その山頂で、人は基本的に眺望を楽しんだり、休んだり、食事をしたり、美味しい空気を味わったりする。
水分補給、忘れ物ないかどうかの確認、衣服の調整などをすると思うのだが、ここに靴紐の結び直しを入れるとかなりいいと思う。
登りの間に靴紐は確実に緩んだりしている場合が多い。(特に初心者の場合)
思い切り靴を脱ぐことをオススメする。
靴に入った砂や土や枯葉などを靴から出してしまい、できたら靴下を一度脱いでみるのもオススメである。(ウェットティッシュなどで足を拭くと夏場などはスイッチが切り替わり最高である)
そこから、靴紐を結び直すのである。登ったときよりきつめに僕は結んでいる。(それが正しいかどうかわからない)
下山の場合が、より靴の中での足の移動が大きいという考えから、よりきつく結んでいるように思う。
ま、靴紐の結び直し、靴下を一度脱ぐなどは、個人任せ的な内容であるが、靴紐の結び直しは重要なことのように思っている。