防虫対策はとりあえずこの2つで
防虫対策をしていかないと夏の低山歩きは不愉快なものとなる。
まずは2つの防虫対策をしていけばとりあえずは山歩きを楽しめる。
- 防虫ネット
- ハッカ油スプレー
この2つさえあれば日帰りの低山歩きはなんとか楽しめる。
防虫ネット
アウトドア店や登山道具売り場にも様々な防虫ネットつき帽子などが売られているが、ほとんどのものを使ってみての結論はネットのみを買うことをおすすめする。
帽子に付属されたネットは帽子のふちに収納できる便利な仕組みになっているが、ネットが不要になったときの収納が面倒くさいし、帽子そのものがふくらんで暑い感じがする。
ネットはザックの取りやすいところに丸めて入れておきすぐ取り出し、帽子をかぶったまますっぽりかぶるだけだ。
で、不要になったときズボンポケットに入れておき、再び虫の攻撃を受けたとき、すぐにかぶればいい。
黒、白、緑のネットを使ってみたが、黒がいちばん視界がよい。白は特に見えにくい感じだし、緑も余計な色が目に飛び込んでくる。
ホームセンターで安く手に入れることができる。
ハッカ油スプレー
ハッカ油スプレーはネットで調べると作り方がていねいに紹介されている。
薬局から天然ハッカ油と無水エタノールを買ってきて自分で作ることになる。
少々面倒だが、その効き目は抜群である。
最初の頃、ハッカ油をスプレーボトルに水道水をいれた中に十数滴たらして使っていたが、それでもそこそこに効果はあった。
しかし油と水だから混ざっていないようでハッカ油のにおいがするだけのようだった。
1度の山歩きに一瓶を使い切るくらいに頭の先から足の先までスプレーを吹きかけてスタートする。
30分から1時間でハッカ油の効き目はなくなると考えている。
本当に藪蚊やメマトイやアブに襲撃されたら、防虫ネットとハッカ油スプレーだけでは防御できないことも多々ある。
そういう時はどうするか?
さらなる防御方法
藪蚊の襲撃がすさまじい場合がある。
うちわをザックから取り出してあおぎながら進む場合もある。
最終的にはフォックスファイヤ社の着る防虫と呼ばれている「スコーロン」を装着する。(スコーロンのなにがいいかについては後日書くつもり)
もちろんスコーロンの上からもハッカ油を吹きかけまくる。
ただスコーロンは値段が高いので、最近は虫よけネットパーカーとかが1000円台でAmazonなどでも売られているので、それでも十分だと思う。(この夏は虫よけネットパーカーを試してみたい)
キンカンの使い方
ハッカ油スプレーと一緒に持ち歩くものに金冠堂のキンカンがある。
虫刺され、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫に効く薬だと書かれているが、僕の使い方は虫に刺される前にキンカンをぬる。
手の甲、耳たぶ、首のうしろなどである。
キンカンのにおいが苦手な人には無理だろうが、人間だって苦手な人がいるくらいのキンカンは防虫にもかなり効果があると考えている。
毎夏、100ml入りのキンカンを2本くらいは使っている。
まとめ
- 防虫ネット
- ハッカ油スプレー
- スコーロン
- キンカン
- うちわ
僕個人はこの5つの道具を準備して防虫対策としてきた。
おととい、日陽山(ひなたやま)を歩いた時、この夏最初の藪蚊とメマトイに遭遇した。
ハッカ油をまだ準備していなかったので、防虫ネットをかぶってその竹藪を急ぎ足で通過した。
本格的な夏の到来です。
みなさん、気持ちよい低山歩きのためには是非防虫対策をしてから行きましょう!