「紙地図とコンパスが必要!」
ネットやブログで登山アプリだけに頼るのは危険すぎる!
紙地図とコンパスが必要だ!
それを知るうちに、地図もコンパスも買った。
次は読図ができるようにならないといけないと考え、読図を勉強しようと読図関係の本を買った。
ところがまったく頭に入ってこないのだ。
等高線は小学校で習った言葉だから理解できるのだが、読図となるとさっぱりわからなくなるのだ。
こんなことがあった(笑い話)
国土地理院の25000分の1の地図も買って、もちろん円を描くコンパスではなく方位磁針であるコンパスをもってある山を歩いた。
山の中腹で休憩しながら、地図とコンパスを取り出して驚いた。
地図を広げて、コンパスを手にしてみてわかることなんだが。
「今、自分がどこにいるか」がわからないのだ。
冷静に考えたら、YAMAP地図で軌跡をとっているのだから、YAMAP地図と紙地図を照らし合わすと、現在位置がわかるのだが、それさえも思いつかない驚きだった。
「紙地図とコンパスは俺には無用だ!」と心の中でつぶやいた。
しかし、あきらめの悪い僕は、その山の山頂で現在位置を確かめることに気づいた。
ところが、どこのルートを歩いてきたのか、国土地理院25000分の1の地図では理解することができなかった。
読図
2019年4月、ピークハンターとして福岡では有名な海彦山彦氏(師匠)に読図を学んだ。
宗像の弥勒山から金山北岳あたりを歩きながら、実地講習を受けたのだ。
その講習によって、なんとか今は読図しながら歩くことができるようになった。(完全ではないが)
実地講習のあとに城ノ越山をはじめたくさんの低山で、ひとりで勉強をした。
とにかく「怪しいポイント」では立ち止まり、面倒くさくても紙地図とコンパスをだすこと。
そして現在位置と進行方向を確認するようになったことは、読図を学んでの成果である。