山歩きの始め方

1日平均7件の遭難事故

「軽い遭難」が現代のほとんど

遭難事故というと「転落」や「滑落」をイメージする。

※「転落」とは字の通り転げ落ちることで、「滑落」とは急斜面を滑り落ちること

だが実際の遭難事故のほとんど(8割)が「道迷い」「転倒」「疲労」なのだそうである。

「転落・滑落」は1割で、あとの1割はその他(悪天候、野生動物襲撃、落石、雪崩、落雷などだそうである。

60代70代のわれわれのデーター的現実

現在、登山人口で1番多いのが60代70代である。

そして遭難する人のほとんどが60代70代なのである。

60~70代の多くは登山経験があるベテランが多いのが特徴で、その登山経験が読み間違えての遭難が多いそうである。

20~40代の遭難者は体力のある初心者が多いのが特徴らしい。

なかなか教訓的なデーターである。

危ないのはこういう人

野村仁著「やってはいけない山歩き」を参考に書いている。

この著書の第2章の項目だけを並べてみる。項目を読むだけでも勉強になり、自分をふりかえることができる。

第2章危なっかしいのは・・・こういう人です

  • 登り始めが遅すぎる人
  • 計画を立てずに、自由に登る人
  • ネット情報だけで登る人
  • 「地図を持っていない」だけで十分に危険
  • 遭難しかけているのに認めない人
  • 一見冷静だが、安全か危険かわからない人
  • 初心者を難しいルートに連れて行こうとする人

はい!いくつあてはまりましたか?

僕は7項目中、6つがあてはまりました。

唯一、遭難しかけているのはすぐ認めないはあてはまらないかな。

 

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コックン

2014年12月(当時59歳)に近場の低山歩きを始めた。 これから山歩き(登山)をはじめようと思っている方や福岡県内の里山や無名山に興味関心がある方々向けて情報発信したいと考えている。 福岡県の低山・里山・無名山以外にも駅舎や神社、コミュニティーバスなども好きである。

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