三日月橋ルート尾根道を歩く
この腐葉土の尾根道をあなたの足裏は脳味噌はどのように感じるのだろう?どう表現するのだろう?
モコモコ?フワフワ?…いやモフモフ?とにかく鎌倉アルプスが大好きな人に歩いてほしいというのが僕の正直な気持ちなんだ。
鎌倉アルプスのあの大勢の人が歩きかためられた山道の魅力。その魅力とは真逆の魅力を秘めた三日月橋ルート尾根道があるからだ。
魅力を伝えるのは難しい
ここまで書いてわかったことがある。魅力は伝えるものではなく、自分で味わう、感じるものだということだ。個々の感覚が受け止めるものだから自分の感じたことしか書けない。
プラスチック階段もあり、正確にはゴミやジュース瓶なども落ちている(と思う)。危ない坂道もあるんだと思う。きれいごとばかりの道ではないのかもしれない。
ま、だんだん城ノ越山の魅力の連載に自信をなくしそうになってきたが、やはり、自慢にならないようにしないといけないな。
橿日岳に寄るか寄らないか
途中にひとつのピークがある。
国土地理院の25000分の1の地図みは「・165」と表記されている。今は少しだけ地図が読めるようになってきたからわかるんだが、当初はさっぱり意味がわからなかった。山名もない数字があるだけのピークをめざす人の気持ちが理解できなかった。
そのピークのとりつきには「165P」という黄色い案内テープが貼られた。それを頼りに歩いたのがいつかは忘れてしまったったが、そのピークに感激した。
橿日岳(かしいだけ)と名付けた。香椎の古い表記である。仲哀や神功皇后の時代には橿日が使われていたと思う。そして山頂プレートをぶら下げた。
参考。分岐点から橿日岳まで約15分。
この橿日岳(165P)に行くか行かないかはその日の気分でいいかも。とりつきから10分ほど三日月橋ルート尾根道から入り込むことになる。
尾根とは?
尾根道とか勝手に自由に使っているが、明確な意味をしっているわけではない。調べてみた。
尾根とは、山頂と山頂とをつなぐ、みねすじ。また、谷と谷の間の突出部の連続。おねすじ。
山稜(さんりょう)、稜線(稜線)とも言う。地図上では等高線の突出として示される。
なんかわかったようなわからないような感じだが、ま、低山歩き7年生としては、尾根道愛好者という自覚はあります。つづく。