YAMAPというアプリとの出会い
登山アプリがいろいろあるそうだが、YAMAPアプリしか知らないから、YAMAPとの出会いから話してみる。
低山歩きをはじめたのが2014年12月8日。その翌日の朝、当時の職場のKさんに「山を歩いてきたよ」と話したんだ。
「ほかに低い山とか知らない?」とたずねたら「ヤマピーを見たらいくらでもあるじゃない」と答えが返ってきた。
「ヤマピー?何よ、それ」
Kさんが教えてくれたヤマピーというアプリをその場でダウンロードインストールいたのさ。
※ダウンロードとインストールの違いも当時はわからなかった。
Kさんが「ヤマピー」と教えてくれたので、素直な僕は、ずっとYAMAPと書いてヤマピーと読むものだと思いこんで使い始めたわけだ。
YAMAPヤマピーを使う
創業が2013年7月だから、1年5か月後に僕は使うようになってるわけで谷正之さんの「福岡県の低山歩き」出版といい、YAMAPとの出会いといい、タイミングが合っていたのかもしれない。
使い方も分からないまま許斐山(このみやま)の麓にある駐車場でスタートボタンを押したことを憶えているが、記録はとれていなかった。
山歩きにスマホを使うなんて文化がまだ定着していなかったんだ。世間も僕の中にも。
山歩きなんてすぐ飽きる糖尿病対策のつもりだったから、現在地がわかる重要性も軌跡が取れる意味もどうでもいいことだった。
ただ日記のように写真を撮って自分の記録用にだけ使っていた。
ほかの人の記録をダウンロードする!
YAMAPを使い始めて一番の驚きは、ほかの人の山歩きの軌跡をダウンロードして、その通りに歩けばいいという発見だった。
福岡県の本で紹介された山々をどのくらい歩いた頃だったんだろう?
おそらく超低山に興味がわいていたんだと思う。
超低山には参考書がないし、地図なんて読めないし、読む気もなかったから、YAMAPで人の軌跡をダウンロードして、写真を見て、歩くのにはまったんだと思う。
ただ歩いていただけならば、ここまで低山歩きはつづいていただろうか?
たぶん、YAMAPに活動を記録していくことで、また他の人たちの活動レポを読むことによって、刺激というか「僕もその山を歩いてみたい」的な動機付けになったことは間違いないと思う。
機能がどんどん増えていったYAMAP
この6年間YAMAPを使ってきて、その機能はどんどん増えていった。
これは一見良いようで僕ら世代はその変化についていけない場合もある。
とにかく登山山歩きの「安全」というコンセプトで進化してきているのは、利用者として実感している。
しかし、ベテラン登山者たちや登山関係の本にも書かれているように、登山アプリは補助的使い方で、アナログ的な紙地図とコンパスで読図しながらの山歩きが主だという。
その通りだと僕も思う。
だが現実は、僕ら低山歩きについて言うなら、正直、YAMAPだけで歩くことが多いのが現実である。
どんな使い方をしているか?僕なりの使い方を少し整理して報告したい。