登山口には杖がある
多くの有名山の登山口には地元の方が用意されたのか、木や竹の杖(貸出杖と呼ばれる)が置かれている。
杖を利用させてもらったことはないが、早々にAmazonでストックを購入したからだ。
ストックという言葉の前にはトレッキングポールという言葉を知ったのだが、長すぎる名前で馴染まなかった。
最終的にはストックと呼ぶようになった。
「ストックを使ったら山歩きが楽になる」「脚力7割腕力3割で力の分散だから脚の疲労度が少ない」という情報が決め手だった。
実際使ってみたら本当に山歩きが楽になったことを実感した。
以来、2本ストックを利用している。
ストックの有効性
僕が感じている有効性を思いつくまま書いてみる。
- 山歩きが圧倒的に楽になる
- 安全性、安心感がある
- 蜘蛛の巣などをよけることに有効である
- 下り道の時には特に有効である(今回はこれがテーマである)
- ケガした場合、重要な杖となる(このことは体験記として書きたい)
知り合いのセイオさんは1本ストックだし、パパつらいよさんは2本のストックを滑らないように靴の置き場に先にストックを置くなど自分流の工夫を教えてくださった。
人それぞれだということかな。
僕は3段伸縮式タイプの愛用者だが、地形によって短くしたり伸ばしたりすることだけが、ストック利用で気を付けていることである。
?はじめて使ったDABADAのストック
ちなみにストックの先にゴムカバーするのが山歩きのマナーだと聞いたので最初の頃はしていたが、本来はゴムカバーをしないのがストックの本来の目的だと知って今はしていない。
ただ、いつでもゴムカバーができるように常備はしている。
舗装道路を歩くときや、電車やバスに乗るときにはゴムカバーをつけている。
脚力が弱るストックの注意点
長い間、ストックにたよる山歩きをしてきて気づいたことがある。
ストックなしでは山歩きがすごくきつくて足元が不安だということである。
単純に脚力が弱ったという実感である。
今後の課題は平らな道や登りではストックを使わないで歩こうと思う。
ただ、下りの時だけは使う。
転倒の危険を減らし、膝への負担を軽減することを実感しているからである。
これは僕の個人的なストック使用法であるので、多くの人には参考にならないかもしれないが、一度はストックについて書いておきたいと思っていたのです。