この町は「福岡」と呼ばれたり「博多」と呼ばれたりする。ここで博多と福岡の違いを解説するつもりはさらさらない。
博多区の福岡空港のすぐそばに別所山という山があることを知らせることに意義があるのだ。(意義あるのかな?)
たくさんの呼称をもつ山
別所山、金塚山、鐘塚山、鐘塚城址、稲居塚城址などなど。地元では「かねつかやま」と呼ばれているそうだが、僕は別所山として山頂をめざしたから別所山と呼ぶことにする。
あまりいい思い出はない。最初はとりつきがわからなくてマンションの奥の竹林からとりついた。二度目は麓あたりをうろうろして民家の裏庭みたいなところからアプローチするも竹藪に阻まれて撤退断念しそうになった。
結果2019年5月に山頂まで行ってはいるが、すっきりしない山行だった。
セイオさんを案内しての別所山
セイオさんのリクエストがなければ再び来ることはなかったであろう別所山=鐘塚城址をYAMAP活動記録の中から一番安全で無難な道を選んだ。
選んだといっても、僕自身下山でこの安全ルート(九州電力プラスチック階段ルート)は発見して歩いていた。
福岡空港からすぐの山
飛行機搭乗まで2時間いや1時間半も時間があるなら、若杉山も宝満山も四王寺めぐりも無理だが別所山だったら行ける!タクシーで月隈公民館か月隈小学校まで行けば、あとはすぐだからだ。
しかし、歴史や城址に興味ある人なら何か得るものがあるかもしれないが、眺望はないし、三角点もないし、山頂プレートと鐘塚城址と稲居塚城址が刻まれた石柱とその奥に石祠があるだけだ。
それでも満足できる感性感受性の持ち主ならば、搭乗前の低山歩きに別所山をオススメはするが推奨はしない。