ドライブ登山とは?
ドライブ登山とは造語である。
山の麓まで、あるいは登山口駐車場まで車でいき、それから登山(山歩き)をすることである。
公共交通機関(バスや電車)を利用して、駅やバス停から登山をするのはドライブ登山とは呼ばない。
僕はタクシーで登山口まで行き登山(山歩き)し、下山した所までタクシーにきてもらい帰宅したことがある。
タクシー利用もドライブ登山とは呼ばないことにする。
マイカーや友人知人の車を使って登山口駐車場までいく登山をドライブ登山と呼ぶことにする。
お節介な話だが、このドライブ登山での僕の失敗を並べてみる。
少しは参考になることがあると思う。
車の中にアブ
山の麓の駐車場までいき、そこで登山靴にはきかけたり、ザックの中の持ち物を点検する場合がある。
僕の場合下山後、靴を脱いで、スニーカーにはきかえて、ザックを車の後部座席においてホットしてる間に車中にアブが数匹入ったことがある。
後ろのドアもあけっぱなし、サイドのドアもあけっぱなしだった。
その間にたくさんのアブさんたちが車内を飛び回り遊んでいたことがある。
追い払ってもかなか出ていかない。
窓をあけたら、また別のアブまで入ってきたりして最悪を招くこともある。
(アブが藪蚊になる場合もある)
夏の山歩きの場合、この登山口駐車場などでの車のドアを開け閉めする場合には注意が必要である。
ま、素早く、登山靴とザックとストックを外に出してから準備をすればいいのだが、アブや藪蚊たちは鋭いのである。
ちょっとした油断の隙間をついて車内に入ってくるのである。
最近の僕は、最寄りのコンビニ駐車場で登山靴に履き替え、ザックの中のチェックもすることが多い。
足りないものはコンビニで買い足すこともできるからだ。
とにかくドライブ登山におけるアブや蚊などの車内への虫の侵入に気をつけること!
車のキーを登山中に紛失
下山して、車に乗ろうとしてポケットに入れていたはずの車のキーを失くしたことが2度ある。
1度はピストンだったから山頂まで再びキーをさがしながらもどって見つけた。
この経験からスペアキーを作った。
作ったはいいのだが愛用のバッグに入れていた。
そして2度目キーを失くす。
登山口駐車場で失くしたことに気づき、この時はJAFの力をかりて車の中に入った。
愛用バッグにスペアキーを入れていても意味がないことを知った。
運転中に足がつる
山口県の山を歩いて、満足して高速道路(九州道)を走って帰る時だった。
左脚(足)がつったのだ!
登山後下山後に脚(足)はつるのが普通なんだが、車の中で運転中につる、それも高速で!
関門海峡を渡り、北九州を過ぎ、快調に走っているなかでの脚(足)のつり。
これって怖いよ。
たまたま鞍手パーキングがあったから入って車をとめてから、思い切り痛がったわけであるが。
運転中にアクセルを踏んでる右脚だったら、どうしてただろう?(想像するだけで怖い)
左脚でアクセル踏んで高速を走るって、考えただけでもぞっとする。
脚がつらないようにするにはどうしたらいいか今もわからない。
下山後整理体操をして、登山靴を脱いだ時に、足首や指を十分にほぐしたりもんだりすれば少しはいいのかもしれないが、下山後整理体操をしたことはまだ一度もない。
ドライブ登山にはそれなりの危険との背中合わせでもある。