長谷トンネル登山口
とりあえず「名前」をつけることは大事だ。
勝手に名前をつけるのはよくない面もあるが、誰かがつけないと名前で呼ばれないし、
そこがどこかも指定できない。
長谷トンネルの手前のどう見ても登山口とは思えない、
そこが長谷トンネル登山口だ。
最初のYAMAP活動記事にこのルートを紹介したのが誰か忘れたが
こんな所から登れるのか?と半信半疑で歩いたことを憶えている。
はじめて長谷トンネル登山口を歩いてみた2017年12月の様子。
今回、この登山口に注目したのは海鳥社から発行された「福岡県名低山ルートガイド」の中で
三日月湖を一周する身近なロングトレイルという見出しで
この登山口を案内されていたのを読んで「大丈夫なの?」と思ったからだ。
2017年12月の様子と今
僕が長谷トンネル登山口をはじめて利用したのが2012年12月だから
それより少し前にこのルートを歩かれた方がいたわけだ。
いいや、九電の方々はいつもここを通って鉄塔まで点検や作業のために行かれていたんだ。
(鉄塔のあるピークを▲湖山(こざん)と呼ぶことにする)
2017年12月の九電プラスチック階段はまわりの土が流れて
階段が浮き出てかなり警戒して登らないといけない状態だった・
斜面にそったトラバース箇所が2か所あるのも危険だと感じていた。
それを本で紹介してあったから気になって行ってみたわけである。
今は新しくプラスチック階段が交換されたようで安全に歩けた。
また丈夫なロープも張ってあり、以前より安全になっていた。
僕が心配していた長谷トンネル登山口から尾根道までは安全性を確認できた。
ピークでの注意点
尾根道まで登ってきたら、あとは尾根道をただ歩くだけという気持ちで歩いた。
なんぜ久しぶりだからピンクのリボンにかすかな記憶があるくらいだった。
小さなピークがいくつかあるがそこではルート確認をすることをオススメする。
まず尾根を歩きはじめてすぐのトンネルの真上で左折する所を僕は間違えてまっすぐに進んだ。
もう一つは▲谷口山の山頂プレートがあるピークである。
ここも左折するポイントなんだがまっすぐに進みたくなる場所だった。
その2つのポイントを無事に通過すれば、名子(坂)ルートの分岐点や
梅木谷池ルートとの分岐点がつづいてあるから立ち止まり確認することをオススメする。
梅木谷池ルートとの分岐点にはテープがたくさん巻かれているが
初心者が見ても何が何だかわからないと思う。
ただそこからは城ノ越山南峰をめざすとよい。
少し竹が増えたり、折れたり、道を塞いでいる所もあるが気にしないで進もう。
すると城ノ越山南峰はすぐそこだ。
※分岐点の道標は改善していきたいと思っている。