みどりが丘ルートとは
久しぶりの「城ノ越山の魅力」シリーズである。
三日月橋ルートと香椎ルートを一様終えて、3番目の歩きやすいルートであるみどりが丘ルートを歩こうと思う。
福岡市東区みどりが丘3丁目にそのとりつきはある。
まあ、地味なとりつきで標識も何もないが、みどりが丘ルート物語はこの地味なポイントからはじまり、▲小岩ヶ浦山(三角点「小岩ヶ浦」)を経て、塩坂コルを通過して、城ノ越山南峰までを「みどりが丘ルート」と呼ぶことにする。
みどりが丘ルートの魅力は?
みどりが丘ルートの魅力は何ですか?
難しい質問だが、あえて答えると、みどりが丘3丁目から2丁目の住宅のすぐ上を歩きながら、なかなか野生に満ちた雰囲気を味わうことができる。
鎌倉アルプスのあの低さで住宅の屋根を眺めながら自然を楽しむあの感覚に通じるものがある。
つまり城ノ越アルプスと鎌倉アルプスはかなり似ていると断言できる。
違う点は歩く人の数が多い少ないかだけである。
三等三角点「小岩ヶ浦」
みどりが丘ルートにはいくつかの小ピークがあるが、その最初のピークが三等三角点がある小岩ヶ浦山である。
名子のローソンやダイレックスやコスモス側から城ノ越アルプスを見た時一番高いとこだと感じるのが小岩ヶ浦山である。
バスで名子バス停かみどりが丘ル三丁目バス停から歩くと、休憩ポイントとしては最適である。
青葉の杜公園と青葉の杜ルート
気持ちのいい尾根道を歩き進むと、南側にうっすらと広場のような光景が木々の間に見えてくる。
青葉の杜公園である。
赤いテープに青葉の杜案内がいくつかある。
実は、青葉の杜へはいくつかの枝尾根があって、「これ」が青葉の杜とは言えないのだ。(青葉の杜ルートについては後日書きます)
青葉の杜はみどりが丘団地ができたころ(約40年前)にできた公園で初期は僕も息子を連れて遊びにいっていたが、やがて人影少ない公園になっていた。
「マムシに注意!」の看板も多くて、僕はあまり近づかないような気持ちになっていた。
城ノ越山をかなりの回数歩いているが、いまのところヘビにもマムシにもまだ遭ったことはない。幸いにも。
塩坂コルまで
ここから先のみどりが丘ルートは1本の道ではなく、南側と北側(こちらが高い尾根筋)に2本のルートになる。
どちらを歩いても塩坂コルにはつくから問題はないが、北側の高いほうの尾根筋を歩くことがオススメである。
理由は、南側の道は斜面で歩きにくく、滑ると危険だからである。
どちらにも、ピンクのリボンや赤いテープが案内してくれるから、安心な道である。
塩坂コルは分岐点であり、いわゆる(僕らが勝手に区別するために呼んでいる)「みどりが丘ルート」と「塩坂ルート」と「長谷口ルート」が交わっている重要なポイントである。
塩坂コルから城ノ越山南峰までは、一息で登れる。
以上で「みどりが丘ルート物語」の終わりです。