こんな夢みたを
こんな夢をみたシリーズを再開する。再開といっても40年ぶりくらいである。
20才から25才頃までは枕元にノートとペンを置いて、みた夢を忘れないうちに書く「夢日記」をつけていた。ずっと見た夢には「不思議さ」や「懐かしさ」や「驚き」があって見ては忘れる夢をいつも「もったいないなあ」と感じていた。ただ、記憶している部分があまりにも断片的だったり、登場人物が誰だったかを目覚めた時には忘れてる場合が多くなってきている。かつての夢にはキャンディーズや岡田奈々は伊東ゆかりなど芸能人がよく登場してくれていた。朝青龍や白鳳や小室等や吉田拓郎なども登場したことがある。場所も脇田温泉の大広間で料理の鍋なども記憶している。最近では新垣結衣が城之越山を歩いていると、いつの間にか後ろから淡々と無表情でついてくる夢をくりかえし見ていた。十三仏坂を下りる時などは活き活きとした表情に変わった。「楽しいの?」と聞いたら「すごく楽しい」と応えた。結婚したのちはさっぱり夢に登場しなくなった。
今朝みた夢
こんな前書きを書いていると、今朝見た夢を忘れるから、早速書く。
自転車で走っていた。まだ午前中。大きな橋を渡る。天神と中洲川端に架かる橋に似ているが、荒江から鳥飼に向かう道のようでもある。とにかくそこそこの街である。気分は実に爽やかだ。教え子のカワサキマナミに出会う。「先生、どこに行きようと?」と声をかけてくる。「ただ自転車に乗りよるったい」と応えたようだ。(場面が変わる)川べりの土手に寝そべっている。やはり実に気分がいい。北村アキオ君が「山田君、久しぶり」と近くに腰をおろして、二人でしばらく雑談をしていた。そこに川内がやってきて、「おまえたち二人で、珍しかね」と言いながら川内も土手に座りこんだ。突然目の前を銀色の小銭が落ちてきた。50円硬貨だった。川内が「お前にやる!」と言って笑っていた。川内は僕にやると言ったのに、北村君がニコニコしながら自分の貯金箱を取り出して「うわあ、今、50円玉を集めてるけん、うれしかあ~」と言って、自分の貯金箱に入れた。ま、50円玉だからいいかと思いながら北村君の貯金箱の中をのぞくと、50円玉、5円玉、1円玉などごっちゃまぜで入っていた。
川内と北村君と別れて、そのまま家に帰ろうと自転車を走らせていると、以前来たことがある村に気づいた。あの村から確か名前を忘れたが山に登ったなと思っているうちに、ちょっと久しぶりに行ってみようと思った。自転車で走っていると後ろからクラクションがなる。振り返るとさっき別れたばかりの川内だ。「何しよるんか?」「今から田んぼば耕す」と川内が後ろを指さすともう一台車がついてきてる。雅夫だった。川内の田んぼに着いた。雅夫が僕に「おまえも手伝え!」と言ったが、「いや、今から山を歩く」と応えた。(場面が変わる)村に着いた。以前も来たことがある。(夢の中で)村に一軒あった店が閉じられていた。店前の空き地では男衆が3人で立ち話をしていた。その店で飲み物や行動食を買うつもりだったから少しがっかりして、自販機をさがした。古い自販機を見つけたが、100円棚玉を入れてもすぐ落ちてくるんだ。千円札は使えない自販機だ。ほかの自販機をさがすため村の奥に進んだ。青い自販機があった。あまり見ない自販機だった。お金をいれてボタンを押すと、湯飲みに入ったお茶がでてきた。水筒はもってきてないので、ここで水分補給するしかないかと考えた。
たぶん、そのあたりで目が覚めた。いや、もう少し村の奥までいくと岩場のある坂に出るあたりまでは行ったような気がするが曖昧である。(おしまい)