神々への旅

福母八幡神社(佐賀県の神功皇后伝承地巡り①)

神々への旅

「神々への旅」という大袈裟なカテゴリーを追加してしまった。

それほど大袈裟ではない。

単なる神社巡りを神々への旅としただけである。

神功皇后という存在がなければ、この旅は始まらなかった。

そういう意味では低山歩きと密接な関係がある。

60代からの低山歩きとしてはある意味有意義な情報提供になればいいと思う。

佐賀県の神功皇后伝承地巡り

福岡県の神功皇后伝承地巡りをほぼ終えようとしている。

ならば福岡県からはじめればいいものを・・・

何の因果か佐賀県の神功皇后伝承地からスタートするのも意味があるのだろう。

綾杉るな著『神功皇后伝承地を歩く』(不知火書房刊)という

2014年(上巻)2015年(下巻)の2冊を参考に巡った記録である。

綾杉るなさんの本を読めば書かれていることだが

あえて僕の目線を加味しながら書いてみたいのだ。

福母八幡神社

神功皇后伝承神社の特徴は「母」という文字が多いことである。

これは応神天皇の母親であることからきていることは明らかである。

いきなり

神功皇后とか応神天皇とか仲哀天皇とか武内宿禰とか名前を並べても

「誰だよ?」という人もいると思うから

すこしずつこの4人についても書いていくつもりだが、

今夜はとにかく福母八幡神社についてのみ書く。

神社名由来に秘密あり

これから数多くの神社が登場するが、

基本はその神社名に歴史のかけらが残っている場合が多い。

この福母八幡神社もそうである。

武内宿禰が数回この地を訪れているが

その2度目の石崎というこの地を

「皇后の陣具を布く」という意味から「布具母」(ふぐも)と改めたのである。

後年、「福母」と称したそうである。

4世紀のことがいまだに神社名として残っていること、

それらを知る人もほとんどいなくなっていく昨今。

深く考えて書いているわけではないが、

「神々への旅」にはなんらかの意味が後年出てくるような気がしている。

 

 

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コックン

2014年12月(当時59歳)に近場の低山歩きを始めた。 これから山歩き(登山)をはじめようと思っている方や福岡県内の里山や無名山に興味関心がある方々向けて情報発信したいと考えている。 福岡県の低山・里山・無名山以外にも駅舎や神社、コミュニティーバスなども好きである。

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