挽いた珈琲豆の微粉のネガテイブな味
上等なミルで挽いた場合この微粉がきわめて少ないそうだが、まだそういう高級なミルをつかったことがないから、今の現状からの報告と思って読んでほしい。
珈琲豆の微粉は取り除く。
この微粉について書かれた本はきわめて少ない。
飲むたびに珈琲豆を挽いて淹れるのがベストだとほとんどの本でには書かれている。
挽いた粉の微粉は取り除く、これが僕のなかでは画期的に珈琲の味をクリアに透明感のあるにしてくれた。
よって二人分の珈琲を淹れる場合は豆は20gより多く22gくらいを使う。
微粉を取り除くことによって1gから2gはへり、ちょうど二人分としての適量の20gになるからだ。
この先にもう一歩踏み込んだ
微粉を取り除くことを教えてくれたのは珈琲ジャーナリスト岩崎泰三氏である。
取り除くだけで味は一変する。
味の表現のしかたがわからなので、透明感、クリア、軽さの中にコクがある味になる。
微粉には明らかに顔がゆがむ味覚、ネガテイブなエキスがある。
で、そこで僕が試みたのは次のことだ。
蒸らしの時のエキスを捨てる
珈琲豆の同量程度のお湯で蒸らしの時間を約30秒とる。
その蒸らしの時間に珈琲エキスが下に落ちてくる。
この抽出された最初のエキスも微粉エキスと考えたのである。
捨てた。
さらに珈琲はクリア、透明感、軽さが増し飲みやすくなった。
しかし、豆によっては物足りない味になる場合もある。
自分の美味しさの追求であり楽しみ方である
一口目に「なんだこの旨さは!」そう思ったのがキリマンジャロブレンドだった。
かすかな酸味がすごくバランスよくて「うまい」と口に出した。
なかなか一口目で「うまい」と思うことは少ない。
少し珈琲の温度が冷えていくうちに、味が不思議な甘さに変化していくのはわかりかけている。
珈琲の飲み比べからわかること
もう1ヶ月ちかく、毎朝起きてきたら、お湯をわかしかじめ、珈琲豆を選んで、挽きながらお湯のわく様子を眺めている。
実にしあわせな時間である。
で、珈琲豆を挽き終わると、テーブルの上に必要なものを並べてお湯がわくのを待つ。
そしてお湯が沸騰したところで、珈琲カップ、ドリッパー、サーバーを熱湯であたためる。
まとめ
今回言いたかったことは「微粉を取り除く手間をかける」ということである。
すべての珈琲愛飲者に通じるとは思ってはいなが、すくなくとも僕のような珈琲初心者、珈琲苦手な人には合うかもしれない。
是非、自宅で試みてください。