活動日記

城ノ越山の魅力(2)

1.城ノ越アルプスと呼びたい理由

「あれが城ノ越山だよ」と言っても「どれだよ?」と言われそうな東西に長くのびた山稜が城ノ越山なのだ。深澤昭正氏の言葉を借りれば「三日月湖畔に連なる山」となる。

歩いてみてまず感じるのは、いくつもの尾根筋が複雑に絡み合っているゆえ、迷いやすく、自分が今どこにいるか分からなくなる不思議な山なのだ。

初心者はもちろん中級者でも体内の方位磁針が狂うような体験をする。僕だけでなく複数の人がその体験をレポートしている。なんだか不気味な現象ではあるが、そこが魅力なのかもしれない。

大きな三つの尾根筋が東西にのびていてピークもはっきりわからない山だから、「城ノ越アルプス」と呼びたいのは僕個人の意見である。

2.城ノ越山の10のルート

今まで僕自身が歩いた城ノ越山のルートを紹介しよう。

  • 三日月橋ルート
  • 香椎ルート
  • 十三仏ルート
  • 名子ルート
  • 長谷口ルート
  • みどりが丘ルート
  • 塩坂ルート(塩坂尾根直登ルート)
  • 須賀神社ルート
  • 梅木谷池ルート
  • 山の神ルート

これは僕(僕ら)が勝手につけたルート名であり、正式に認知されている名称ではない。しかし、仮称であっても名前をつけておかないとわからなくなるのが城ノ越アルプスの姿なのである。ほかにも枝尾根がたくさんある。それらも紹介していくつもりである。

3.城之越山の魅力を発信する意図(理由)

たかだか標高180mの城ノ越山の魅力をこれから連載していくつもりである。魅力と感じる人もいれば眺望もない花も少ない道は荒れている、あんなのは山じゃない!と感じる人も必ずいるだろう。

万人に愛されない城ノ越アルプスを好きになることは、全国に存在する無名山、里山、単なるそこにある山が底知れない魅力を秘めていることにつながると信じるからこそ、「城ノ越山の魅力」を書く気持ちになった次第である。

文章は下手でも、表現が的確でなくとも、読む人は想像妄想しながら読んでほしい。城ノ越山を体験している人は、それは大袈裟だろと笑って許して読んでほしい。

このブログは低山歩き初心者に向けてのブログなので、超初心者でもなんとなく楽しく歩ける三日月橋ルートから紹介をしていく。連載だから少しずつ書いていくね。よろしく。

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コックン

2014年12月(当時59歳)に近場の低山歩きを始めた。 これから山歩き(登山)をはじめようと思っている方や福岡県内の里山や無名山に興味関心がある方々向けて情報発信したいと考えている。 福岡県の低山・里山・無名山以外にも駅舎や神社、コミュニティーバスなども好きである。

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